2024年11月26日、上海市第三中級人民法院(上海知的財産法院、上海鉄道運輸中級法院)が10年知的財産権司法保護状況および典型事例を発表した。集佳が代理人を務めた2件の事例が典型事例に選出された。
集佳が代理人を務めた某酒庄(ワイナリー)の「某酒庄と上海某実業発展有限公司、某(上海)供給鏈管理股份有限公司による商標権侵害紛争事件」が「未登録の馳名商標の認定および保護」において重要な意義を有することにより選出された。本件は最高人民法院の「2017年知的財産権典型事例50件」に選出され、その後「2017年上海10大知的財産権事例」に選出された実績がある。(関連記事:Chinese 「Lafite」 Mark Recognized as an Unregistered Well-known Mark by Shanghai IP Court)
同じく、集佳が代理人を務めた上海某聯(集団)有限公司などの「上海某聯(集団)有限公司、上海某聯(集団)有限公司呉某材眼鏡公司が南京呉某材眼鏡有限公司などを提訴した不正競争紛争事件」が「特殊な背景がある老舗企業の称号の使用は適正な境界線を厳守しなければならない」という重要な意義を具体的に示したことにより選出された。本件は「2017年上海10大知的財産権事例」に選出された実績がある。