中国政府がシステム集成業者、販売業者、標準化団体のEPCglobal からなる代表団と今週ダラスで開催された「RFID世界会議」に参加し、中国のRFID(非接触無線自動識別)技術を討論した。
中国の代表によると、中国は全世界の他の地域のRFID技術標準に合致させる開発に努めており、uniView首席技術官は「中国はEPCglobalとIPO標準を採用するが、さらに調整が必要で、中国の特殊なニーズを満たす」と語った。
中国は全世界の標準制定に参与する計画をしており、自国の知的財産権を使用し、特許費のない標準を打ち立てることで、 DVD の特許費のような問題を避けるというもの。EPCglobalはすでにRFID作業グループを組織しており、既存の標準を検査・修正することを提案し、「中国標準組織」の認可を求める。
中国はUHF帯を採用するが、次世代規格「Gen2」国際標準が採用する周波数帯(860兆ヘルツから960 兆ヘルツ)はGMS 、CDMAと衝突することになる。中国の代表は、中国は複数の周波数帯をテストしている段階で、最終的にどの周波数帯を開放するか決定するが、具体的なタイムテーブルはできていない。 |