“集佳”の弁護する坦薩(Tensar)社、発明特許権維持、初歩的な勝利を収める
2011-09-29 8月23日、集佳弁護士事務所の李永波、孔繁文、李洪江弁護士が代理する坦薩(Tensar)科技有限公司、坦薩(Tensar)土木工事合成材料(中国)有限公司(以下、坦薩(Tensar)社と略称)が成都匹克土木工事材料有限公司(以下、成都匹克と略称)を相手取り、発明特許権の侵害を訴えた事件について、北京市第二中級裁判所が原告の全面勝訴の判決を出した。この審判結果は、坦薩(Tensar)が中国の特許権維持訴訟の中で初めて勝訴したことを意味する。
坦薩(Tensar)社の前身は、イギリス耐特龍グループ有限公司(The Netlon Group Limited)である。その創始者Dr. Mercerが六十年代後期にビニールネットを発明し、ネットロン土木工事スクリーンと命名した。“三向土木工事スクリーン”は、坦薩(Tensar)社がささげた第一世代三角形土木工事スクリーンの特許製品であり、その優れた性能で土木工事スクリーン製品、道路舗装、その他の類似分野のトップブランドとなった。広く道路舗装、鉄道、土台、その他の基礎インフラ建設工事に応用されている。
国内の多くの同類の土木工事材料製造メーカは改善せず、中国で実用新型特許出願制度に実質的な審査がないことを利用し、類似の、ひいてはまったく同じ内容の多くの実用新型特許を出願している。
坦薩(Tensar)社の合法権益をより適切に守るため、集佳弁護士事務所は坦薩(Tensar)社の依頼を受け、北京、山東等における権利維持の訴訟を提起したものである。