3月22日午後、国際商標協会(INTA)が主催し、北京集佳知識産権代理有限公司、北京市集佳律師事務所、中関村遠見知識産権創新研究院が協賛した2019年INTA 年次総会ウォームアップパーティーが北京市で成功裡に開催された。今回のイベントでは集佳知識産権代理有限公司のパートナーである趙雷氏が進行役を務めた。趙氏からは、今回のイベントを通じて、企業と業界のINTAに対する理解が深まり、今後の知的財産業務のより円滑な実施のための手助けになることを希望するとの話があった。INTA中国グローバルアドバイザリー委員会連合主席で、不正競争委員会副主席の李永波氏からは、2019年INTA第141回年次総会が5月18~22日に米国のボストンで開催予定であり、多くの企業や業界関係者がINTA年次総会に積極的に関心を持ち、参加することを希望すると語った。
中国の知的財産権について最近注目されている問題および戦略分析に関するセミナーでは、北京知識産権法院の裁判官が典型事例を用いて、実務経験および理論研究の2つの視点から、商標拒絶査定手続きと商標登録異議申立ておよび無効審判請求手続きにおける商標の併存に関する問題を分析し、独自の見解を紹介した。それに続いて、北京市高級人民法院知的財産法廷の裁判官が同法院の2018年の商標の権利付与・権利確定に関する全体的な状況を紹介し、具体的な法条および典型事例を用いて、商標の権利付与・権利確定に係る行政事件の審判における新たな動きと注目されている問題を詳細に分析し、対応戦略について踏み込んだ検討を行った。最後に、北京市集佳律師事務所のパートナーである周丹丹弁護士が自身の実務経験を用いて、インターネット上の知的財産権に係る事件の提訴と応訴に関する問題および最近の典型事例について分析を行った。本イベントの開催期間に、企業および知的財産業界の関係者と有識者が注目されている問題について広く交流を行った。