2020年1月13日、シンガポール知的財産局中国代表処の曹興海処長が集佳を訪問、パートナーの高少蔚氏と周新艶氏が出迎え、座談会に同席した。
座談会で、双方は、東南アジアにおける中国企業による特許出願の状況、およびシンガポールとASEAN諸国での特許出願と調査について意見交換を行った。曹興海氏より、PCTの所轄官庁であるシンガポールは、PCT特許審査において重要な地位にあること、また、シンガポールには9つの特許検索データベースがあり、特許検索において極めて大きな強みを有すること、さらに、「ASEAN特許審査協力プログラム」(ASPEC)の加盟国として、シンガポールの検索結果を他のASEAN加盟国と共有し、シンガポールは、ASEANにおける中国の特許出願人の特許ポートフォリオに対し、「橋頭堡」の役割を果たすことができる旨説明があった。
このほか、双方は座談会で国際商標保護に関する戦略について意見交換を行った。今回の意見交換を通じ、双方は協力体制の次の一歩を模索し、より有意義な協力を展開していく。