10月19日から22日まで、2024年国際知的財産保護協会(AIPPI)国際総会が浙江省杭州市で開催される。総会のテーマは「知的財産権のバランスの取れた保護とイノベーションによる発展」である。
総会で特に注目すべき点は「3つの多い」に集約することができる。
第1に、総会参加者の数が多いことである。総会の参加登録人数は2,259名に上り、欧州以外で開催される総会では参加登録者数が最も多い。参加者の範囲は92の国と地域に及び、そのうち国外(中国香港・マカオ・台湾地域を含む)の参加登録者は1,500名を超える。参加者の国および地域数はAIPPI国際総会のこれまでの記録を塗り替え、代表性が高いことを示している。
第2に、総会の活動形式が多いことである。総会では30以上のシンポジウム、フォーラム、ランチミーティングなどの学術活動が予定されている。総会の議題は、専利、商標、著作権、意匠などを含む知的財産権に関する各分野を網羅している。
第3に、中国的要素が多いことである。参加者から見ると、700名以上の参加登録者が中国の知的財産権関係者であり、そのうち中国国家知識産権局、法院、企業および知的財産権サービス機構から14名の来賓が関連の議題に関する討論に参加し、中国側の関与度はこれまでにないほど高い。
(出所:中国知的財産権保護ネット)