中華人民共和国国務院令

第807号

　《中華人民共和国植物新品種保護条例》は2025年4月18日の国務院第57回常務会議において改正案が可決されたので、ここに公布し、2025年6月1日より施行する。

総理　李強

2025年4月29日

　（出所：中国政府ネット）

　中国国家知識産権局はこのほど、2024年世界五大知的財産庁（五庁）基本統計データを公表した。完全版「2024年五庁統計報告書」は2025年第4四半期に公開が予定されている。

　付属書：「2024年五庁主要統計指標」（英語版）.pdf

　（出所：中国国家知識産権局ウェブサイト）

　「2024年中国知的財産権保護状況」白書がこのほど公開された。白書では2024年度の中国の知的財産権保護の進展と成果について紹介している。

　その中で、国際協力について、中国は知的財産権のグローバルガバナンスに深く関与し、2024年国際知的財産保護協会（AIPPI）国際総会を開催し、習近平総書記が総会に祝辞を寄せた。また、第3回「一帯一路」知的財産権閣僚級会合を開催し、世界知的所有権機関などの国際組織および各国、各地域の知的財産権機関との交流・協力を継続的に推進し、関係国（地域）との司法協力および共同取締りを持続的に強化している。

　付属書：2024年中国知的財産権保護状況.pdf

　（出所：中国国家知識産権局ウェブサイト）

　第15回中国国際商標ブランドフェスティバルは「商標ブランド構築プロジェクトに寄与し、中国の有名商標ブランドを育成する」ことを目的とし、「伝承•変革•共有」をテーマとして、9月5日から8日までの間、山西省太原市において開催され、期間中に中国商標年次総会、中華ブランド商標博覧会などのイベントが行われる予定である。

　第19回中国商標年次総会では、商標ブランドの登録、保護、運用、管理、サービスに至るまでの全過程について、並行して20以上の会議が開催される。従来形式の会議は継続され、今年は「AIと知的財産権保護」特別会議、文化財・文化・観光に関する知的財産権シンポジウム、無形文化遺産、老舗と地理的表示の融合発展に関する会議なども新たに設けられる。

　（出所：中華商標協会ウェブサイト）

　4月23日午前、習近平国家主席とアゼルバイジャンのイルハム・アリエフ大統領の立ち合いの下、「中華人民共和国国家知識産権局とアゼルバイジャン共和国知的財産庁の了解覚書」が北京人民大会堂において締結された。

　中国とアゼルバイジャン両国は、特許、工業意匠、商標および地理的表示などの知的財産分野における交流と協力を強化し、両国の科学技術、貿易および社会・経済の発展を促進することに同意した。

　（出所：中国国家知識産権局ウェブサイト）

　4月25日、重慶市高級人民法院が2024年知的財産権裁判の強化による新たな質の生産力の発展への寄与に関する典型事例を公表し、その中で、集佳が代理人を務めた、森科産品有限公司などが温州小黄鴨品牌運営有限公司などを提訴した商標権侵害紛争事件が選出された。

　関連記事：Unitalen Representing Hong Kong B.Duck 小黄鴨 to Assist in Winning First Determination of Famous "B.Duck" and Other Trademarks Was Awarded Compensation of 4.3 Million

　吉林省高級人民法院がこのほど、2024年知的財産権司法保護典型事例を公表し、北京市集佳法律事務所が代理人を務めた「某米業公司と魏某某の悪意ある知的財産権訴訟の提起による損害責任紛争事件」が選出された。

　関連記事：Unitalen Representing Xu's Rice in Striking against "Malicious Lawsuit" regarding Design Patent of Rice Packaging and in Copyright Protection, Winning the Final Judgments of Both Cases

　4月27日、北京商標協会が2024年度北京商標10大訴訟典型事例を公表し、その中で、集佳が代理人を務めた、スラム社（SRAM，LLC）が国家知識産権局を提訴した第G1729330号「自転車用フリーホイール位置商標」に関する拒絶査定不服審判行政紛争事件が選出された。

　関連記事：Unitalen Representing SRAM Prevailed in the First-instance Trial of the Position Mark Case of "Bicycle Freewheel", Reinforcing the Registrability of "A Single-color Trademark Applied to a Specific Position"

　Top1  美攝ソフトウェア著作権保護に関する一連の事件

　Top2  騰訊（テンセント）が某公司を提訴した検索におけるRobotsプロトコルに違反したデータクローリングによる不正競争事件

　Top3  美巣馳名商標権侵害事件

　Top4  「湘西黄金茶」商標無効審判行政紛争事件

　Top5  Liqui moly社が浙江優冠力魔力汽配公司などを提訴した商標権侵害および不正競争事件

　Top6  商標A取消不服審判行政訴訟事件

　Top7  陝西省商南県「周六福」商標権侵害事件

　Top8  中航精機公司自動車シート角度調整器特許権保護および無効審判事件

　Top9  世界的に有名な自動車用パワートレインメーカー専利権侵害紛争および無効審判事件

　Top10  西安華泰集積回路配置設計取消事件

　4月21日、広州知的財産権法院が2024年度知的財産権司法保護10大典型事例を公表し、その中で、集佳が代理人を務めた上海益世界信息技術集団有限公司がアモイ麟貝互娯科技有限公司、福州動友網落科技有限公司、摩多（アモイ）科技有限公司を提訴した「動友富翁」ゲーム著作権侵害および不正競争紛争事件が選出された。

　4月21～22日、中国知識産権報社と世界知的所有権機関（WIPO）中国事務所が共同で主催した「2025中国知的財産権保護ハイレベルフォーラム」が北京市で開催された。申長雨国家知識産権局局長、宮鳴最高人民検察院副検察長、孫碩北京市副市長、夏目健一郎世界知的所有権機関事務局長補が本フォーラムに出席した。

　集佳パートナーの郭化雨弁護士が本フォーラムに招かれ、「AI時代の知的財産権保護とイノベーションエコシステムの構築」サブフォーラムにおいて基調講演を行い、ラウンドテーブルディスカッションに参加し、多くの来賓と共に知的財産権保護とイノベーションエコシステムの構築における人工知能技術の重要な役割と課題について議論を交わした。