集佳はこのほど、華南国際経済貿易仲裁委員会(深セン国際仲裁院)より仲裁員選任結果の通知を受け、北京市集佳法律事務所弁護士の李永波が正式に華南国際経済貿易仲裁員会の今期仲裁員(高科技知的財産権仲裁センター仲裁員を兼任)に選出された。在任期間は、2015年12月1日から2018年11月30日までの3年となる。
李永波弁護士は今後3年間、華南国際経済貿易仲裁委員会の専門業務に積極的にあたり、独立、公正、効率的に仲裁事件を審理し、50の国および地域から集まった数百名の仲裁員と共に、アジア・太平洋地区における重要な国際仲裁の協力基盤の構築を図る。
華南国際経済貿易仲裁委員会(別称「深セン国際仲裁院」、旧称中国国際経済貿易仲裁委員会華南分会、中国交際貿易仲裁委員会深圳分会、英文略称「SCIA」)は、1983年に中国の深セン経済特区内に設立され、国外の自然人と法人、その他の組織の間に発生した契約や財産・権益に関する紛争を仲裁する機関で、中国国内にある主要国際仲裁機関の1つであるとともに、中国初の独立行政法人の管理モデル方式を採用した仲裁機関でもある。特別立法に基づいて、国際化した理事会を中心とした法人管理体制を確立しており、国外の仲裁員が全体の40.6%を占める。