4月1日は「オリンピック標識保護条例」実施の3周年記念日であった。関係者から聞くところによると、過去3年間において、北京では合計199件のオリンピック侵害事件を扱い、罰金額は216万元に達したとのこと。また、現在、権利侵害事件は旅行者用土産品の開発とスポーツ施設での展示即売という2つの商売に集中している。
過去3年間において、北京は年々オリンピック侵害行事を取り締る努力を強化してきた。2002年には99件を処理し、3.1万元の罰金を課した。2003年には45件を処理し、5.3万元の罰金を課した。2004年には55件を処理して、132.4万元の罰金を課した。関係者の話によると、オリンピック熱が加熱してくると、権利侵害事件の規模はますます増大し、昨年、北京警察は6,515冊の不法なオリンピック記念アルバムを押収したとのこと。北京オリンピック組織委員会の副会長である李炳華によると、現在、権利侵害事件は旅行者用土産品の開発とスポーツ施設での展示即売という2つの商売に集中しているそうである。
現在、国家商工業総局と知的所有権局に登録し、記録されているオリンピックロゴと名称は合計56件であり、それらには五輪ロゴ、中国スタンプ、「新しい北京 、偉大なオリンピック」というスローガンなどがある 。