2004年、わが国の商標登録出願件数は爆発的に増加し、年間出願件数は60万件近くにのぼり、3年連続で世界第一位にランクされている。
工商行政管理総局商標局の安青虎局長の紹介によると、2004年のわが国の商標登録出願件数は明らかに増加しており、2002年2003 年に30万件、40万件に達したのに続き、50万件を突破し、かつ60万件に近い、58.8万件に達した。これは2003年比 13.6 万件増、増加率は30.04%で、わが国がWTO(世界貿易組織)に加盟した2001年の2.17 倍になっている。
安青虎局長の分析では、わが国の商標登録出願件数の急増は、わが国の経済が健康に発展しており、また社会において商標という意識が日増しに増強されてきたことの現れだといえる。一方では、わが国の経済社会の持続的発展を反映し、知識財産権の保護を強化し、登録商標専用権の保護活動の成果を展開させ、また一方では、外国の商標出願者のわが国の投資環境、法制度、市場に対する強い自信を反映している。