2004年10月末、本田技研工業(中国)投資有限公司(以下「本田中国」に略する)は、自動車の意匠(デザイン)権侵害で、河北新凯汽車公司を提訴した 。これは、 2003 年本田中国による石家荘双環自動車の提訴に続く、意匠権紛争事件である。
以前、本田中国は、意匠権侵害容疑で9社の中国自動車メーカーを起訴すると表明している。。これらのメーカーの多くは中国河北省に所在する。関係者によると、こういう一連の自動車特許権に関する紛争は、中国の市場が日に日に国際化されつつある証拠であり、一つの選択肢として、中国の自動車メーカーは、より厳格な法的制約に直面することとなり、国外自動車メーカーの知的財産をより尊重し、自力で研究開発を行い、自分のブランドを創出すべきであり、他の選択肢としては他の大手自動車メーカーに吸収されることである。