2016年商標フェスティバル集佳サロンを開催

2016-12-08
    

10月28日午後、第8回中国国際商標フェスティバルのイベントとして、昆山国際コンベンションセンターC館会議ホールにおいて集佳サロンが開催され、汪澤中華商標協会事務局次長が出席し、企業家、同業界の商標関係者ら100名余りが本活動に積極的に参加した。   

新旧の友人たちが一堂に会し、目下最も注目されている商標の話題を探究し、最も独特な典型事例の分析、最も豊富な商標管理の経験を共有した。傑出した人材の輩出で名高いこの美しい昆山で、商標分野の同業者と集佳の専門家らは、実り多く、話題が豊富で、充実した一時を共に過ごした。 

    

今回のサロンでは、集佳のパートナーである趙雷弁護士が司会を務め、講演者の顔ぶれも豪華で、二つのテーマは、参加者に聞きごたえある内容を披露するために、講演者が意思疎通および比較・検討を重ねた上で、最終的に決定された。   

テーマ1:APP、オンラインゲームおよび映画・テレビ番組の名称を商標として登録し権利を保護する場合のマイナス要素・問題に対する批評・分析    

講演者:張亜洲弁護士、趙雷弁護士    

  

「嘀嘀」が商標侵害で訴えられ改称、商標「陌陌」は45種類のソーシャルコミュニケーションサービスで他の企業に登録されているため、権利侵害であるとして提訴されたなど、インターネットの要素が人々の日常生活に不断に浸透し、さまざまな場面で活用される中、APP、インターネットゲーム、映画・テレビ番組が商標の保護に関わる場面もますます増えている。   

サロンの1つ目のテーマは、集佳のパートナーである、ベテラン弁護士の趙雷弁護士および張亜洲弁護士が講演を行い、APP、インターネットゲームおよび映画・テレビ番組の特徴および問題点を切り口に、これら3つに対する基本的な法律問題について説明が行われた。両弁護士の講演では、「嘀嘀」、「陌陌」、「今日頭条」、「中国好声音」および「非誠勿擾」など、社会から広く注目された典型事例が取り上げられ、実例を交え事件の比較、登録・保護範囲、法的リスクなどの問題の分析により、よくある法律問題に対する参加者の理解および応用力が深まった。   

両弁護士の講演は、ユーモアに溢れ、自然で、その話しぶりやオープンでインタラクティブな、参加者と共有するというスタイルは、広く受け入れられ、また事件に対する専門的な分析は、参加者にとっても非常に実用性を有するものであった。テーマ2:クジラがあなたを世界旅行にご招待―グローバル経済の構図に対する調整が進む中で商標問題の解決策を見出す   

演者:魏煒弁護士、杜燕霞弁護士   

     

「一帯一路」国家戦略は、中国経済およびグローバル経済を密接に結び付け、従来型業界、あるいはクロスボーダーeコマースのような新たな業態のいずれにかかわらず、どの企業も知的財産権の保護および権利侵害予防への意識を高め、グローバル市場における企業ブランドの知名度および競争力を高めなければならない。   

昨年の商標フェスティバルで、集佳はオリジナルショートムービーを丹念に制作し、参加者に深い印象を与えた。ショートムービーでは、ある中国企業がいかにその「クジラ」商標を保護したかという物語を紹介した。そして今年は、あのクジラが「一帯一路」の波に乗り世界に向かい、どのような新たな状況に遭遇したかを描いた。   

サロンの2つ目のテーマは、集佳が自作自演の映画形式により、中国企業が海外における商標保護の過程で発生した出来事を全身全霊で演技し、集佳のパートナーで、海外における商標登録の専門家である魏煒弁護士および杜燕霞弁護士が、長年にわたる商標外国出願の実務で蓄積した豊富な経験に基づいて、映画の中で描かれる実務および法律問題を踏み込んで分析し、集佳の20年近くにわたる海外での商標登録における経験を参加者と共有した。   

サロンのテーマは、参加者から高い評価を受け、講演者はその異なった講演スタイルでオーディエンスを魅了した。参加者は積極的に質問し、講演者と意見交換を図り、現場は活気が感じられ、また打ち解けた雰囲気に包まれた。 あっという間に3時間が経過したが、我々の話題は尽きることがなく、2016年商標フェスティバル集佳サロンは、円満に幕を閉じ、我々は来年、より多くのテーマについて意見交換を行うことに期待を膨らませている。     

 

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