10月26日、FICPI(国際弁理士連盟)第17回オープンフォーラムがイタリアのベネチアで盛大に開幕し、集佳パートナーである趙雷弁護士が招待され出席し、基調講演を行った。
今回のオープンフォーラムは風光明媚なベネチアで開催され、フォーラムの全体会議では模擬調停も含めて知財紛争の解決において調停を用いることの優位性が討論され、分科会では一連の知財実務に係る論題で、専利権の自己衝突の回避から始まり、水際対策、海賊版・偽造防止、電子メールが氾濫する中での時間管理の問題、さらにはいかにして適切なクライアントの開拓と維持をするか、ならびにいかにして協力関係下での意思決定をするかなど、討論が進められた。なかでも、オンライン・プラットフォームや、クライアントが依然として知的財産権代理を必要とする理由、3Dプリンター技術により製造される侵害製品の問題をどのように処理すべきかといった問題が特別セッションとして論じられた。
集佳パートナーである趙雷弁護士は、今回のフォーラムの基調講演者として、水際対策の問題をテーマとして基調講演を行い、会場から大きな反響があった。講演後は、来場者から競うように質問が寄せられ、中国の水際対策および関連する法律、規定が会場全体の関心の的となった。