AIPPI(国際知的財産保護協会)中国分会の企画による「AIPPI中国分会知的財産権青年シンポジウム」が7月6日~7日、北京市平谷区でつつがなく開催され、北京集佳知識産権代理有限公司から張浩、鄭斌、高源、秦麗麗の4人のパートナーが参加した。シンポジウムには全国トップレベルの知的財産権手続代理機構の特許専門弁理士、商標専門弁理士や知的財産権専門の弁護士が集まり、専利や商標の分野で注目される問題をめぐり熱心で踏み込んだ議論が行われた。
今回のシンポジウムはこれまでの慣例に従ってすべて英語で行われた。司会者の誘導により、各講演およびディスカッションテーマは整然と進められた。集佳パートナーの鄭斌は長年にわたる特許文書作成の経験を持ち、今回のシンポジウムでは「中国のバイオテクノロジーに関する発明の特許保護が直面する試練とチャンス」をテーマに、最近人気を博した映画「我不是薬神(Dying to Survive)」を切り口として、バイオメディカルにおける特許保護の発展におけるユニークな見解を示すとともに、アメリカFDA(食品医薬品局)の優位性と弊害を詳細に説明し、中国の医療・医薬品改革のプロセスの分析を通じて、中国がアメリカなどの先進国が発展する方向に邁進し始めていると指摘した。
集佳の渉外紛争の専門家であるパートナーの張浩は、今回のシンポジウムで「知的財産権の権利消尽に関し注目される問題」をめぐり、製品の修理・再生が及ぶ特許権の消尽に関する問題について詳述し、会場ではこれをもとに参加者の熱い討論が繰り広げられた。