北京市高級人民法院はこのほど、ドメインネーム「pccw.cn」をめぐる紛糾案に対し終審判決を下した。初審での判決結果を維持し、原告司徒立新の訴訟請求を退けた。北京集佳知識産権代理有限公司を代理人とした数据資訊公司が勝訴し、ドメインネーム「PCCW.CN」に対する合法的所有権を依然として保有することとなった。

数据資訊公司は、「Pacific Century Cyberworks」の子会社である。同社は2002～2003年、親会社「Pacific Century Cyberworks」の英文名称の略「PCCW」で、中国において商標「PCCW」を12の区分で登録した。登録は第9類のコンピューター・第38類の電信サービスなど11種の商品及び役務に及ぶ。同社は1998年及び2000年に、それぞれドメインネーム「pccw.com」、「pccw.com.cn」を登録したが「pccw.cn」の登録を行わなかったため、ドメインネームの紛糾案を招くことになった。

(詳細は北京集佳知識産権代理有限公司にお問い合わせ下さい)