集佳弁護士事務所の潘煒博士が招きに応じ、2017 AIPPI中国青年フォーラムにて基調講演

2017-08-28

  2017シドニーAIPPI会議の開催に向けて、AIPPI中国グループ委員会は2017年8月18日から2017年8月19日まで風光明媚な金海湖畔にて、2017 AIPPI中国青年フォーラムを開催した。数十社に及ぶ中国の専利・商標代理機関から100人以上の専利商標代理人弁護士・弁理士がフォーラムに参加した。集佳弁護士事務所から潘煒博士が招きに応じて参加し、「北京市高級人民法院の専利権侵害判定指針が専利代理に及ぼす影響」に関して基調講演を行った。

  フォーラムは主に代理人の職業人生、シェアリングエコノミーにおけるビジネスモデルおよび専利ポートフォリオ、商標の国際登録および単一国登録、北京市高級人民法院の専利権侵害判定指針、国内企業の海外専利出願、冒認出願のブラックリスト制度、医薬品分野における専利保護の最新動向および商標法第15.2条の適用等の問題をめぐって議論が交わされた。

  潘煒博士は講演において、専利請求の範囲の解釈が有する重要な意義から始まり、特に機能的特徴の保護範囲の判断を例として、専利局での審査過程における場合と、法院での権利侵害訴訟における場合とで、機能的特徴の保護範囲に対する姿勢が異なることについて紹介するとともに、さらに機能的特徴の取扱いについて中国と米国の専利実務上の異同を比較した。最後に、出願人と専利代理人に対応する提案事項を提示した。潘煒博士の講演は業界で幅広く共感を引き起こし、専利代理の実務において専利権侵害訴訟を決定づける原則やルールに対する検討を深めることで中国の専利代理業務の水準をより一層高めようとする各位の情熱を刺激した。

 

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