集佳とラフィットが上海知的財産権法院・自由貿易区関連知的財産権関連の裁判白書発表会および司法保護の座談会に出席

2018-06-18

  4月20日、上海知識産権法院と中国(上海)自由貿易試験区管理委員会は、自由貿易区にかかわる知的財産権事件の裁判白書発表会および司法保護の座談会を共同で開催した。上海市高級人民法院の張斌副院長、浦東新区の王靖副区長、上海知識産権法院の王秋良院長、浦東新区知識産権局の林本初局長が出席し、集佳からは侯玉静弁護士、黄鶯弁護士がラフィット・ロートシルト・グループのCEOであるプラッツ(Prats)氏、中国市場部マネージャーの宋萍氏に同伴して参加し、有名企業10数社の代表、主要メディアと共に、白書の発表に立会うとともに、招聘を受けて司法保護の座談会に出席した。

  第18回目の「世界知的所有権の日」を前にして、集佳が代理した「シャトー・ラフィット・ロートシルトと上海保醇実業発展有限公司、保正(上海)供応鏈管理股份有限公司との商標権侵害に関する紛争事件」は、司法実務において広く参考となる意義を有し、大きな社会的影響をもたらしたことに鑑み、「最高人民法院2017年の典型知的財産権事例50件」および「2017年上海法院十大知的財産権判例」に選ばれており、そこで今回の司法保護の座談会の席上では、ラフィット代表が本件の公正かつ迅速な裁判について上海知的財産権法院、政府、および臨席の各級指導者に感謝の意を表するとともに、中国におけるラフィットLAFITE商標の権利保護活動のプロセスと成果について感想を述べ、中国市場において各級政府、法院との協力を強化し、知的財産権の保護を向上するという胸の内を語った。

▲上海知識産権法院王秋良院長と集佳弁護士、ラフィット代表の熱心な交流が行われた

  企業代表として、プラッツ氏は他の有名企業10数社の各経営幹部らとも知的財産権の管理、保護および訴訟における所感を共有し、法院による知的財産権の司法保護のさらなる強化のために、企業のイノベーション・起業における知的財産権の創造、保護、運用上の難点や課題の解決について第一線からの声を伝えた。

  閉会後、ラフィット・ロートシルト・グループの招きに応じて、李永波弁護士、侯玉静弁護士、黄鶯弁護士、秦麗麗弁護士がラフィットの新しい上海オフィスを訪問し、ロスチャイルド家構成員、ラフィット・ロートシルト・グループCEO、グローバル市場ディレクター、中国市場マネージャーと面会し、集佳弁護士からクライアント(ラフィット)に対して近年におけるラフィットの一連の商標にかかわる権利確認・許諾・保護案件の成果について説明し、商標保護方面での提言を行った。ラフィット側からは、同社知的財産権の保護の成果は明らかであり、同社知的財産権戦略に向けた集佳の多年にわたる積極的な努力に感謝するとともに、集佳が今回の司法保護の座談会への参加を手配し、知的財産権法院・政府など主管機関との対面交流の機会を提供したことに対して感謝する旨が伝えられた。双方は今後とも心の通じ合った協力関係の強化を図り、ラフィット知的財産権の保護に向けて新たな局面を共に切り拓いていきたいと表明した。

 

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